無化学調味料(略して無化調)のラーメンを食べられるお店が、宮崎県日南市北郷町にあるのをご存じでしょうか?
しかも有吉ジャポンでおなじみの赤迫社長、「無鉄砲」の系列店ということらしい。これはラーメン好きとしては気になるということで、一路北郷町へ行ってきました。
さらにせっかく行くのだから、森林セラピーのできる猪八重渓谷にも行ってみようという事に!
それではさっそく無化調ラーメン「やけっぱち」をレポート!
お店は北郷駅の近く
お店のある場所は、日南市役所北郷支所(旧北郷町役場)の交差点を右折(田野方面から)して、100mないくらいの左手にあります。
駐車場もお店の前に4、5台停めれるくらいありました。
やはり無鉄砲系列店か!?
店内は壁際カウンターと、テーブル席、2席の小上がりテーブルがあり。
お、やっぱり噂通り壁には無鉄砲のポスターが貼られていますね(赤迫社長の映ってるのもあったんだがとってない)。有吉ジャポンの「成りあがりシリーズ」、結構おもしろかったんだよなぁ。なんというかマネーの虎感というかね。
無化調とんこつラーメンがおすすめ
豚骨と水のみで作ったスープに醤油のみで味付けしており、その他の化学調味料は使用しておりません。
ほほぉ、なるほど、これはすごいですね。なぜすごいかと言うと、ラーメン屋さんは必ずと言っていいほど化学調味料(化調)を使用しています。わかりやすく言うと味の素だね、グルタミン酸ナトリウム。
化調を使わないと、どーしても旨味が弱かったり、味が安定しにくかったりと大変みたいです。なので、ほぼデフォルトでラーメンには化調が使われているわけです。
なので無化調は手間も、コストもかかるわけですね。無化調のラーメンが宮崎県内で食べれるとは意外でした。とんこつラーメン無化調で、これまで食べたことがあるのは、福岡薬院の玄瑛くらいなもんです。
無化調だからスゲーというより、手間暇かけてスープを作ってるのね~って感じかな。正直無化調か、化調かなんてわかるほどの舌は持ち合わせてないかんね。
麺の種類は3種類
とんこつは「細麺」、ブラックは「ストレート麺」、その他は「中太ちぢれ麺」がデフォルトです。注文時に変えることも可能。
とんこつベースで種類もいろいろ
やけっぱちとんこつがノーマルのラーメン。ブラックは「にんにくゴマ油風味の黒マー油」、レッドは「トマト」、にぼしは「にぼし」、濃厚はその名の通り濃厚。濃厚で決定だね。
やけっぱち濃厚ラーメンを実食
ほー、おいしそう。見るからに濃厚そうです。ズズッとスープを飲んでみると濃厚こってりとんこつです。無化調はヘタこくとのっぺりしたスープになると思うんですが、かなり旨味もしっかりでていておいしい。
あまり専門的な事はわかりませんが、こってり濃厚豚骨です。これで無化調ってすごいなぁ。
無鉄砲の孫弟子
「ビジュアルが風来軒に似てるなぁ」なんて思った方もいるんじゃないでしょうか? するどいですねぇ、なぜなら~、無鉄砲の「赤迫社長」は風来軒で修業をしているから。んぬぉー、ということは、
↓
無鉄砲(奈良※現在京都)
↓
やけっぱち(日南市)
うむ、逆輸入だね。
なので系統としては風来軒よりの宮崎ラーメンを想像していただければ早いですね。風来軒ほど骨粉はなかったかな。丁寧にラーメンを作られているのでしょう。
※お聞きしたら無鉄砲の孫弟子みたいなもんと仰ってました
やけっぱちラーメン(ノーマル)
スープをちょっと飲ませてもらいましたが、濃厚よりもあっさりです。これもしっかりとんこつ旨い。
麺は細麺な気分だったので、細に。どちらもスープがしっかりからんでおいしい。麺の量も細麺ですが、そこそこあります。
替玉したかったんですが、この後に猪八重渓谷が待っているので我慢しました(渓谷行く前にラーメンもいかがなもんかと思いましたが)
店舗情報
やけっぱち
住所 宮崎県日南市北郷町郷之原乙2075-9
営業時間
[水・木]11:30~14:00
[土・日・祝]11:30〜14:30
ランチ営業、日曜営業
定休日 月曜日
※宮崎市で「いじっぱり」というお店もされています。
今日のまとめ
いや~、しかし自然豊かな北郷町で、本格的な無化調のとんこつラーメンが食べれるとは思っていませんでした。
しかし、この「やけっぱちラーメン」全然のどが渇きませんでした。これが無化調ってことかなぁ、なるほど。やはりラーメン好きはいっぺん食べる価値ありです。
本家無鉄砲は冷凍食品も出ておるようですので、気になる方はどうぞ。
せっかく北郷町まで行くのであれば、ラーメンついでに猪八重渓谷やジェイズホテルで見晴らしの良い、露天風呂なんてのもいいと思います!みなさんもコースの計画を立てて行ってみてはどうでしょ~。
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やけっぱちブラックなる黒ラーメン。