前回「知っている人は得する激安ユーザー車検とは?業者依頼時と比較」というこで記事を書きました。
今回はユーザー車検でイメージしにくい「必要な物・車検前の準備・書類の書き方」など詳しく見ていきましょう。
これを見れば書けたも同然です。
2月・3月の車検は大変
1年で一番車検が多い時期にユーザー車検に行って参りました。いや~マジかって思うくらい多かった。車検の時期ばっかりは変えれないもんな~。
みなさん今後車を買う事があれば、2月3月は避けたほうがいいかもです。2月~4月が、車検は一番多い時期なんだと思います。「卒業して車を買う→3月くらいに車検切れる車多数」のパターンです。
上の写真は軽自動車検査協会(軽自動車の車検はこっち)ですが、こっちも長蛇の列。
ちなみに、軽自動車は軽自動車協会で車検を受けなければなりません。それ以外は運輸支局でございます。
ユーザー車検は事前に予約が必要です。
ちなみにユーザー車検に行く場合は、事前に自動車検査インターネット予約システムから予約していかなければいけません。
名前、電話番号、メールアドレスがあれば簡単に登録できます。
ユーザー車検に必要な物
- 車検証
- 納税証明書
- 認印(一度も使ったことないけど)
- お金
納税証明書は現地で再発行ができますが、代理人の場合は委任状が必要な場合などもあるようです。見つからない方は、事前にお住まいの地域の運輸支局に確認しておきましょう。
念のため認印があるといいかもしれません。(代理でしたが私は一切使いませんでした)
事前に必ずテスター屋さんへ行きましょう
車検に行く前に必ずテスター屋さんに行きましょう。ここでは、車検と同じ検査をしてくれます。まずはそこに行って検査をしましょう。ここで落ちたら車検も通らないからね。
料金はそれぞれ違うと思いますが、およそ700円くらいから1,000円くらいでしょう。
初めての方は「初めてなので教えてください」といえば教えてくれるでしょう。車検に関する質問がある場合はしっかり聞いておきましょう。車検のプロですのでなんでも答えてくれます(頼もしき)。
書類の記入方法
テスター屋さんでOKだったら運輸局へ行きましょう。
まずは書類を記入していきます。
必要な書類をそろえる
建物に入ると受付に検査表の書類があります。継続検査であれば3種類の用紙をとればOK。不安な場合は、どれが必要か受付の人に聞きましょう。
車検証記載の項目を記入するので車検証、走行距離を記入する項目があるので、走行距離をメモって行きましょう。(下二桁は省略なのでいりません)
自動車検査表1に記入
これは上の部分しか記入しません。
以下を見本に。
ボールペンで記入します。
「ボ・ー・ル・ペ・ン」と書いているのでボールペンなんでしょう。検査手数料を張付とありますが、これは貼らなくて大丈夫。車検証を見ながら該当の項目を記入しましょう。
継続検査申請書に記入
こっちはですね、鉛筆なのです。なにさコレ。
この鉛筆とボールペンの違い。初心者を惑わす罠としか思えません。
「車検証上の使用者の認印が必要になります」とありますが、これは地域によって異なりそうです。今回は必要ありませんでしたが、念のため持っていくとなんかあった時の為にいいかもね。
それと自分の認印もあった方が楽です。なくても大丈夫ですが、間違えた時に認印があれば訂正印で修正できますが、ない場合は書きなおしになります。
自動車重量税納付書(検査自動車)を記入
これもボールペン。
ま、ちゃんと書いてくれてるだけありがたい思いましょう。
印紙はあとから購入する時に担当の人が貼ってくれます。
点検整備記録簿(必須ではない)
こちらは点検整備が終わっている場合は提出すればいい物なので、整備していなければ提出する必要はありません。まぁ点検整備していたほうがいいわけですが、車検の仕組み上必須のものではないという事ですね。
ただし車の使用者は点検整備を行い安全の確保に努めるよう求められているので、「車検後に点検整備します」という前提のもと提出が必要ないということなのかなと。なので「点検整備はしたの?」と言われた場合は「後からします」と言いましょう(本当にしようね)。
書類の記入が終わったら受付の人に書類一式渡しましょう。それで問題なければ検査費用などを払いに行きます。
検査費用と重量税を払う
運輸局のすぐ隣にある陸運会館で法定費用(検査手数料と自動車重量税)を払います。全国どこでも近く、または同じ建物にあるはず。
これも貼ってくれるので、書類を提出してお金を払うだけという感じ。
自動車検査登録印紙のデザインがレトロ。
こちらも貼ってくれます。1.5トン未満で24,600円。
と、お金を払い終えたら、また運輸支局の受付へ提出します。すべてOKであればやっとこさ車検のレーンに進むことになります。
今日のまとめ
ということで、少し長くなったので次回に回します。
とりあえず、予約とテスター屋さんは重要ってのがわかっていただけたかと思います。
書類という事務作業が終われば、あとは現場に出るだけです。次回は車検レーンの進み方に行ってみましょう。