あなたの乗っているスクーター燃費悪くありませんか? 「公表値よりもかなり燃費が悪いんだよな~」って方必見です。
今回は燃費の悪い原因を見ていきましょう。そして、燃費に直結するアイドリングの調整方法もあわせて見ていきましょう。
今回はマイバイク君【DIO AF62】のアイドリング調整方法を参考に説明します。
アイドリング調整で燃費が向上
アイドリング中ももちろんガソリンは消費していますので、アイドリングが高すぎると燃料消費量もあがり燃費が悪くなるわけですね。微々たるもんですが、チリも積もればです。
アイドリングが高すぎる場合は、低く調整することにより多少燃費が向上します。
逆に低すぎると、冬場の始動時にエンジンが止まったり、急にアクセルを開けてエンジンが止まったり、などちょいちょい面倒だったりします。
ブレーキのききすぎも燃費悪化の原因
ブレーキをきかせすぎると(停まっている状態。ブレーキを強くかけるなの意味ではない)、抵抗になるので燃費は悪化します。ブレーキのききを良くするため強く調整しすぎると、ブレーキをかけていなくても、常時ブレーキがきいた状態になります。
これだと燃費が悪くなるのは当たり前ですね。タイヤを持ちあげて、手で回しあまりにも抵抗が強すぎる場合はブレーキききすぎです(少しの抵抗は多分大丈夫)。
私のバイクも買ってきて、気にせず乗っていましたが、実はかなりブレーキ強めにかかっていました(調整済み)。
適正アイドリングでストレス軽減
アイドリングが高すぎると、信号待ちの度に回転数が高いのでストレスに。低すぎるとアクセルワークに気をつけなきゃいけなくなるのでストレスに。
アイドリングを最適な状態にすることでストレスフリーになります。
サイドスタンド化と一緒ですね。
夏場と冬場の気温でも違いますし、住んでいる地域でも違います。自分にあった適正なアイドリングに調整しましょう。
DIO AF62 アイドリング調整方法
まずメットインをあけます。そうすると真ん中付近に丸いキャップのようなものがついているので、それをマイナスドライバーでうりうりします。
そうすると、ポロっととれますので、その穴にプラスドライバーをつっこみます。
つっこみましたらバイクの右後ろ、マフラーあたりですね、そこからのぞいてみます。
のぞきこむとプラスドライバーがちょっとだけ見えるはずです。見えた丁度下あたりにある、プラスねじがアイドリング調整のねじです。
アップにするとこんな感じ。
エンジンをかけた状態で、ドライバーを右か左にまわします。え~っと、どっちに回すと上がるんだっけ?適当に少しずつ回してみてください。そうすると回転数が高くなったり、低くなったりします。
ねじ回して丁度よさそうな回転数にしてあげればいいだけ、これだけです。
調整時のエンジン温度に注意
気をつけるのは、しばらく走行した後など、エンジンがあたたまっている状態で調整すると、エンジンが冷えているときのアイドリングは若干低くなったりします。逆にエンジンが冷えている時に調整すると、あたたまったあとアイドリングが若干高くなります。
エンジンが冷えているときに、きもーち低めくらいに調整しておくと、エンジンがあたたまってからは丁度いいアイドリングになるんじゃないかなぁ。どれが正解か知りませんが、調整簡単なので、きになればまた調整すればよしです。
今日のまとめ
いかがでしたか?
「燃費が悪いけどこんなもんかぁ」と思っていたそこのあなた、今回の内容を今一度チェックしてみましょう。意外にアイドリングが高かったり、ブレーキがききすぎていたりってのはありますからね。
スクーターってプラモみたいですので、ドライバーでちょちょっとやってみましょう。私はこれでかなり燃費あがりましたよん。
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