個人事業主のふるさと納税シミュレーションサイトはここがおすすめ

個人事業主のふるさと納税シミュレーションサイトはここがおすすめ

気がつけば年末、ふるさと納税の季節となってまいりました。

今回は個人事業主の方におすすめの、ふるさと納税寄付限度額を試算するシミュレーターをご紹介。

検索してもサラリーマン(給与所得者)のシミュレーションサイトばかり。自営業・個人事業主の方も、このサイトならなかなかいい感じで試算できるのでおすすめです。

ふるさと納税バイブル

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個人事業主用のふるさと納税シミュレーター

自営業・個人事業主の方は色々放置してて年末にいろいろまとめだして「そうだ! ふるさと納税忘れてた!!」となっていることでしょう。

まぁそれは私なんですが、いざ寄付しようとしても上限額がわからない。そして検索するもでてくるのは給与所得者用のシミュレーションサイトばかり。

ですがこのふるさとバイブルは個人事業主の方もきちんとふるさと納税の寄付上限額を算出してくれますのでとても便利です。

内容がちゃんと個人事業主用

こんな感じで事業収入・経費と入力でき、専従者給与や配偶者の給与所得の項目もあります。この辺のこまかいところが地味に助かる人には助かりますよね。この項目がないと「あれ?これ本当に寄付上限額あってる?」ってなりますもんね。

もちろん確定申告の特別控除額も、白色申告から青色申告の55万円と65万円控除の項目まであります(55万円と65万円の違いについては別サイトにお譲りします)。

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仮想通貨や株式、FXの項目まであり

いろんなシミュレーションできるサイトを見ましたが、このふるさと納税バイブルというサイトが一番細かく試算できました。

株式、株式の配当金、FXはもちろんなんですが、仮想通貨の項目まであるのがびっくりです。仮想通貨は雑所得となり総合課税なので、わかっている人であれば計算は簡単なんですが、わからない人にとってはありがたいはずです。

小規模企業共済の掛け金もあり

個人事業主の強い味方、全額所得控除の小規模企業共済の項目もあります。確定申告している方であれば、この辺の項目は余裕ですね。

ちなみにシミュレーションが、サラリーマンなどの給与所得者用、自営業などの個人事業主用と分かれているのは給与所得控除などが大きいと思います(給料もらっているサラリーマンは給与所得控除があるし、サラリーマンで副業していて小規模共済かけている人は少数だろうしね)。

かんたんに寄付上限額がわかる

すべて入力したあとに試算するボタンをポチっとおすだけで寄付上限額の目安がわかります。

さてさて試しにやってみましょう。

収入500万円・経費100万円・青色控除65万円で試算

とりあえず上記のとおり「事業収入500万円・経費100万円・青色申告65万円控除」でそのほかは収入も控除もない状態で試算してみます。

試算するをポチっと。

寄付上限額は74,565円。うーん、これはかんたんだ。

だけど不安になるのが「この金額で本当にあってるの?」ですよね。寄付しすぎて損するのは嫌ですもんね。

この試算のいいところは、どんな内訳なのか詳細まで確認できるところです。

試算の内訳も見れます

この内訳が見れるのとてもありがたい。

今回の場合は「収入500万円-経費100万円-控除分65万円=335万円」が課税標準の合計になっているのでキチンとあっていますね。

ここから基礎控除の48万円をはじめ、国民健康保険や小規模共済などなど入力した所得控除が反映されます(住民税には基礎控除が所得税基礎控除より5万円少ない43万円という罠があるんですが、そのトラップまでちゃんとわかるのすごい)。

そして課税総所得金額に対し所得税、住民税の試算までしてくれます。どれどれ本当にあっているか計算してみましょう。

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試しにちゃんと計算してみた

計算の式は以下。

・事業収入500万円-経費100万円=400万円
・400万円-青色申告控除65万円=335万円
・335万円-基礎控除48万円(住民税43万円)=287万円(292万円)

課税所得が所得税287万円、住民税292万円となります。

所得税

課税所得287万円ということは、上記の「1,950,000円~3,299,000円」に該当するので、税率10%で求め、そこから控除額の97,500円を引きます

287万円×10%=287,000円
287,000円-97,500円=189,500円

そして189,500円に復興特別所得税分の2.1%がかかりますので、

189,500円×2.1%=3979.5円
189,500円+3979.5円=193,479.5円

んで百円以下は切り捨て(だと勝手に思っているだけで調べてません)で193,400円が実際の所得税の金額ということになります。

なので計算もきちんとあっていますね。

住民税

住民税の所得割額は基本的に10%なので「292万円×10%=292,000円」で試算結果もあっていま…、あっていませ…、あっていませんねw

なんでだ?

住民税所得割額は292,000円と思っていましたが、試算では289,500円になっていますね。うーん、なんでだろ。ざっと考えたけどよくわからんし、だいたい10%ということでヨシとします(よくないよーって方はご自身で調べてくださいw)

ちなみに住民税は所得割額に加えて均等割りが各自治体5,000円~6,000円くらいがプラスされます

(ちなみに宮崎県は謎の森林環境税500円とやらが加算され5,500円です。宮崎は森林しかないので500円加算されます。花粉症の人は踏んだり蹴ったりですね)

まとめ

ということで個人事業主に便利なふるさと納税の寄付上限額シミュレーターでした。年内に決済が終われば当年分の寄付とみなされる感じだったので、年内まだ間に合いますよー。

あ、最後に。

サイトにも書いていますが、上限額に差異が生じることもありますので目安としてお使いください。このサイトを見て「寄付額オーバーしちゃったよ!」なんてトラブルや損失・損害については当サイトは一切保障(補償)しませんのであらかじめご了承くださいませ

私はシミュレーション金額より、1万円くらい下の金額を目安に寄付しています


他にもふるさと納税レビュー記事書いていますので是非。

リンク ふるさと納税まとめ記事

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