前回ウインカー球の交換をしたDIOですが、今回はスパークプラグを交換してみました。レスポンスが悪いのと、始動不良もあるのでそのあたりが治ればなぁ、と思いまして。
今回はプラグの交換方法、次回にでもハイスピードプーリー、ウエイトローラー、ドライブベルトの交換をあげていきます。
それではプラグ交換の巻、行ってみましょう!
プラグ不良だとどうなる?
スパークプラグはエンジンの中に供給されたガソリンと空気の混合気に火花を飛ばし、爆発させるものです。
なのでプラグの状態が悪いとバイクの調子が悪くなったりします。アクセルを開けても進みが悪かったり、急にアクセル開けるとエンジン止まったり、カブったりします。
私の乗っているディオも、始動が悪くレスポンスもあまりよくありませんでした。ということで、まずは一番かんたんなスパークプラグを交換してみました。
プラグ交換方法
さてさて、それではサンデーメカニックスタート。
こちらはHONDA TODAYですが、詳しく解説されているので、むしろこちらのページの方がわかりやすいです。かなり参考になります、ありがたや。
足元のカバーを外す
まずは足元のカバーを外します。特に説明はなくても画像を見ればわかるのが多いので、画像に説明はなし。シート下側のネジ1本でとまっています。
プラグケーブルを抜く
画像左側のプラグケーブルを引っ張って抜きます。
こんな感じにペローン。
プラグを外す
そしてのぞいた先にプラグが少しこんにちはしてます。画像中央部分の棒状の出っ張りね。
はずす為には、プラグレンチがないと厳しいです。角度も微妙なので、こんな感じのジョイントがあるとやりやすいです。
それかプラグレンチがあれば一番ですね、アマゾンで600円くらいで売ってます。プラグレンチはないと厳しいので、用意するかお友達に借りましょう。
エーモン プラグレンチ 16mm ユニバーサルタイプ K35
プラグレンチのソケットは磁石になってるからひっつきマッスル。んではずします。
NGKのスパークプラグと、KN企画ハイスピードプーリーセット。今回はプラグだけ。
【NGK CR7HSA 4549】を購入しました。
DIO AF62は生産ナンバーでCR7HSAか、CR7HSA-9かの違いがあるみたいでよくわかりませんでした。結果買ったやつで大丈夫でしたが。多分型番自体は同じだから改良版とかじゃないでしょうか、どちらも使えそうだけどね。
まぁこの違いもよくわかってないレベルですからね、それでも交換できるくらい簡単という事です。何百円だしダメなら買えばよいですしね。
【追記】
CR7HSAが前期、CR7HSA-9が後期とのこと。火花が飛ぶ部分の幅が違うようで、後期のCR7HSA-9の方がよく火花が飛ぶとのことです。
今から買おうとしている方は、後期のCR7HSA-9の方がいいのかもね。試していないので自己責任ですが。
そもそも、どのプラグを買っていいかわからない方は、こちらから検索できます。
プラグを装着
そして新スパークプラグ1号をつけます。
外した時と逆の手順でいきましょう。プラグはあまり締め付けすぎないように気をつけましょう。
新旧プラグ比較
プラグ不具合の診断方法はDENSOのHPに状態別に載っていますのでご参考に。
これを見るとオイルがあがってますねぇ。外装は綺麗に新品に交換されていても、中身はこんなもんですわね。
スクーターなんてガンガン乗って当たり前。「エンジンオイル? なにそれ?」的な人が乗っていることも多いので、オイル管理も悪かったんでしょうね。
正確にやる場合は、締め付けトルクをしっかりするのですがおおざっぱです。締め付けすぎなければOK。
交換後試乗レビュー
アクセルを開けた時のダイレクト感がかわりました。始動が悪かったのも改善し、スムーズにかかるようになりました。
バイクの楽しいのってこの辺ですよね、改善が体感できる!
アクセルをフルで開けても失火しているような感じは一切なくなりました。うーん、楽しい。
今日のまとめ
スパークプラグだけ変えても劇的な変化はないかもしれませんが、始動やアクセルにかかわる症状があるのであれば変えてみる価値は十分あると思います。
スピードが遅い件については、改善がなかったので次回「ハイスピードプーリーやドライブベルト」を交換していきたいと思います。
つづきの記事
ハイスピードプーリーとドライブベルトの交換もあわせてすると、効果抜群です。
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