大荒れのビットコイン相場に胃を痛めている方もいるんじゃないでしょうか(自分)。いやぁしかし本当に心臓に悪い大荒れ市場です。
数時間で50万円オーバーの暴落から一夜明け、どうなることやらと思っていましたが、見事に急回復です。
その裏にはシカゴ・マーカンタイル取引所のビットコイン先物が当局から承認されたというニュースが影響してそうですね。
2017年12月1日の仮想通貨ニュース!
ビットコイン先物、当局が承認
ビットコイン先物がついに承認されました!これをうけて下落は反転、急上昇となりました。
ビットコイン先物、監督当局のCFTCが承認! 実現へ! https://t.co/l4Re8axpKC
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) December 1, 2017
米証券取引先物委員会(CFTC)が承認ってすごいね。古くからビットコインにかかわっている人は感慨深いでしょうねぇ。
CFTCはこんな機関。
米商品先物取引委員会(CFTC)は、アメリカ合衆国(米国)の商品先物取引委員会法に基づき、1974年に設立された米大統領直轄の政府機関をいいます。これは、米国内の先物取引の認可権を有しており、商品取引所の上場商品や金利、デリバティブ全般を監督し、また市場参加者の保護を目的に、詐欺や市場操作などの不正行為の追求や、市場(マーケット)の取引監視の権限を持ちます。
引用 米商品先物取引委員会(CFTC)とは|金融経済用語集
そして認可されたので、まずはシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)!
12/18にビットコイン先物がCMEに上場。
キタで!(๑•̀ㅂ•́)و✧ https://t.co/fOr2dSWKsO— DEG (@DEG_2020) December 1, 2017
CMEとはこんな感じ。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は、CMEグループが所有・運営する、アメリカ合衆国(米国)のシカゴにある北米最大の金融と商品のデリバティブ(先物)取引所をいいます。1898年にシカゴ・バター・卵取引所としてシカゴ商品取引所から独立し、1919年にシカゴ・マーカンタイル取引所に改組しました(その源流は、1848年にシカゴに設立された世界初の先物取引所)。
引用 シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)とは|金融経済用語集
ビットコインがいよいよって感じですね。このまま順調にいけば、ビットコインETFとなり、一般投資家も参入しやすくなるわけです。
こりゃ来年どうなる。
日本の先物取引所もビットコインを検討
日本唯一の金融先物取引所「東京金融取引所」ですが、国内において仮想通貨が金融商品と認められた場合、先物を上場するようです。
なんか来年はさらにすごい動きがありそうですね。
ゴールドマン・サックスはビットコイン参入見合わせ
ゴールドマンキターーー。とはなりませんでしたね。
ビットコインへの参入をとりあえず見合わせるようです。
Bitcoin Too Volatile for Goldman Sachs, Says CEO https://t.co/mnG2paY2w1 pic.twitter.com/ppfiT6QLXN
— CoinDesk (@coindesk) December 1, 2017
見送りの理由は「ボラティリティが高すぎて、銀行が検討するには早すぎる」的なテイストでしょうか。
流動性が高まれば、20%などのボラもなくなるだろうし、そんときゃやるかもね、な感じかな?
まぁとりあえずは検討ってことでしょう。というか入るタイミングをうかがっているだけな気もするけどね。いやらしい考えをすると、ビットコインをある程度保有できた段階で、参入するぜ発表とみた!!
仏銀、ソシエテ会長「ビットコインは詐欺だ!!」って
おフランスの銀行であるソシエテ・ジェネラル。そこの会長さんが「ビットコインのような詐欺が横行している状況では、誰かが損失を被ることになる」と言ったそうな。
ビットコインは詐欺、国際的な対応強化を-ビニスマギ・ソシエテ会長 https://t.co/vQ57uNnK3G pic.twitter.com/47are7ldnD
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) December 1, 2017
おそらく昨日の暴落に関してだろうね。
さらに、この辺のコメントは少し気になりますね。
ビットコインがもたらす脅威を抑えるよう、国際的な取り組みを強化するべきだと規制当局に呼び掛けた。
まぁ各国がどう判断するかはわかりませんが、熱狂の裏にはよく思っていない人も多くいます。光が当たる程影は濃くなっていきますからね。
おそらく、今の状態で仏銀の一会長が言ったところで影響は限られていると思います。一応あたまの片隅に、ですね。
こりゃG20で議論される日も近いな。
ロシアではビットコイン先物申請拒否
ロシアではビットコイン先物取引の申請を拒否したそうです。
国営タス通信が報じた内容は、ロシア情報技術・通信省の大臣が、ビットコインなどの仮想通貨の合法化を認めないと言ったみたいね。う~ん。クリプトロシア!!
リンク Russia Will ‘Never’ Consider Bitcoin Legalization, Says Minister – CoinDesk
まぁね、クリプトルーブル一本でやっていくんでしょうかね。今後世の中、左と右、みたいに、ビットコイン承認国・非承認国って構図にならないよね? そっから戦争とか・・、あぁやめたやめた。
ちなみにこの、ロシア情報通信・技術省の歴代大臣の名前は以下です。
- レオニード・レイマン(1999年-2008年)
- イーゴリ・シチョーゴレフ(2008年5月12日-2012年5月21日)
- ニコライ・ニキフォロフ(2012年5月21日-)
めっちゃ強そう。エメリヤーエンコ・ヒョードル!!
イゴール・ボブチャンチン!!(ウクライナだった)
(間違ってたらすまん。言いたかっただけです)
今日のまとめ
ということで、暴落でみんなの肝を冷やしておきながらの鬼V字回復激でした。なんつうツンデレ。
ま、いつものことでしょうかね。というか昔は額こそ違えど半額なんてのもあったようなので、いつものことでしょうかね。
今後先物取引が開始されるあたりには、また大きな動きがあると思われますので、各自シートベルトはつけたままでのぞみましょう。
ビットコインFXではなく、現物保有の方はのんびりに見守るのもいいかもしれませんね。あー、連日寝不足です、グゥ。