「仮想通貨に興味はあるが、どうやってはじめたらいいのかわからない」という方って、意外に多いんじゃないでしょうか。
今回は私の体験談をもとに、仮想通貨のはじめ方を説明していきたいと思います。この流れで進めていけば、あなたも仮想通貨デビューできるでしょう。
※そもそも仮想通貨(暗号通貨)って? という方はこちらの記事で書いています。
まずはネットバンクの口座を作りましょう
まずはネットバンク。これ重要です。なぜなら入出金の度に銀行に行くのは骨が折れます。
そもそもネット上でサービスを利用する以上、ネットバンクは必須です。
住信SBIネット銀行がおすすめ
ネットバンクを持っていない方は断然「住信SBIネット銀行」がおすすめです。
なぜなら、日本の取引所である「コインチェック・ザイフ・ビットフライヤー」の日本円振込先の口座が、住信SBIネット銀行だからです。
SBIネット銀行同士であれば、振込手数料が無料です。さらに土日夜間でも振込ができます(公式か確認してませんが、コインチェックは夜や土日の営業時間外に振り込んでも入金できました、ザイフは銀行営業時間のみ)。
コインチェックの住信SBIネット銀行口座が犯罪捜査協力として、一時凍結されています。マネーロンダリングにでも使われたのでしょうかね。いずれ解除されると思いますが、現在はりそな銀行になっています。※解除されました
日本の取引所で口座を開設しましょう
まずはこの3社あたりがおすすめです。私は上から順に、全部一気に口座開設しました(笑)
※2021年10月時点の私のおすすめ取引所は以下3社です。
ウェブですべて手続きは完結。手続き後、数日で登録住所に簡易書留(本人限定受取ではない)ではがきが届きます。
必要な物
- 免許証
- メールアドレス
- SMSが受信できるスマホ
免許証をスマホなどで撮影しアップロードすればOK。もちろんメールアドレスと、SMS(ショートメッセージ・ショートメール)受診可能なスマホも必要です。
二段階認証を導入する為スマホは必須ですね。
入門はコインチェックがおすすめ
入門はコインチェックがおすすめです。なぜなら「見やすい・わかりやすい・かんたん」と直感的に扱う事ができるからです。
※画像は2017年4月30日のキャプチャ
このような感じでトップページにビットコインや、各アルトコインが並んでいるのはコインチェックだけです。視覚的にどの通貨がいくらってのがすごくわかりやすい。
値上がり率も「%」で表示されていて、値動きも一目瞭然です。この辺の見やすさはピカイチ。パーセンテージは24時間前との変動幅だったかと思います。
メニューも「コインを買う」や「コインを売る」などわかりやすいのもポイントです。ただしビットコイン以外の購入は手数料がかかります。イーサリアムやネムの購入は、次で説明するZaifの方が手数料を抑えて購入できます。
セキュリティは3社の中で一番低い改善点あり
コインチェックはセキュリティや運営に関して、多少不安なところがあるのは事実です。走りながらどんどん成長していってくれることを期待していますが。
不安な点は以下。
ビットコインなど各通貨の送金先の制限ができない送金時に二段階認証がない
これではアカウントを乗っ取られたら一発でアウトです。別の所に送金されて、そっくりそのまま抜かれてしまいます。
いずれ対応してくると思いますが、現時点では大金はあまり入れない方が無難です(私はもういれちゃってる。仕方ないね)。
コインチェックについて、詳しくはこちらの記事で書いています。
【追記 2017年6月6日】
送金時の二段階認証に対応しました。不正送金に関する心配はこれで減りましたね。
【追記】
送金先制限もできるようになりました。ということで、不安点は解消されたので、より安全に利用することができるようになりました。
次のステップ:Zaifの口座開設
お次はZaifでも口座を開設しましょう。Zaifではビットコイン以外にも、イーサリアム、ネム、モナコインなど様々な通貨を手数料を抑えて購入することができます。
さらにZaifでは自動積立ができるので、ドルコスト平均法で投資ができます。
さらに、コインチェックの項目で述べたセキュリティの部分は全て対策されています。ビットコインの送金先も登録したところだけに限定できますし、送金時も二段階認証設定できます。
全体的にセキュリティには気を配られています。取扱はビットコイン、ネム、各種トークンです。
管理画面が少し見にくい
コインチェックに比べると少しだけ不便です。良くも悪くもカッチリした印象かな。
相場も一覧表示がないので、左上の「BTC/JPY」をクリックしないといけません。コインチェックのように一覧でどこかに表示してくれるとありがたいんですけどね。このあたりは、少し使いにくいです。
ザイフについて、詳しくはこちらの記事で書いています。
次のステップ:bitFlyerにも口座開設
さらにあわせてbitFlyerにも口座開設しておきましょう。
ビットコインを買えるのはもちろん、様々な種類のアルトコインを購入することができます。しかし、アルトコインは販売所形式で手数料が高めなので、あまりおすすめしません。
bitFlyerは「Lightning FX」というビットコインFXを利用することができます。実際にビットコインを購入するのではなく、ビットコインをベースにFXする感じです。レバレッジが最大15倍までかけれるので、かなり大きな金額を動かすことができます。
日本でビットコインFXと言えば、現在取扱量日本一のbitFlyerでしょう。
ビットフライヤーについて、詳しくはこちらの記事で書いています。
日本の取引所で慣れたら「POLONIEX」
日本の取引所で慣れたら、いよいよアメリカのPOLONIEXです。
ポロニエックスは最大級の取引所で、取扱っている仮想通貨の種類は豊富です。手数料も0.15%~0.25%と安い。
チャートもボリンジャーバンドなど表示でき、それなりに参考にできます。慣れてきた方は、間違いなくポロがいいでしょう。
ただし、「ハードルが高いな」と思った方は無理にポロを利用する必要はありません。日本の取引所で取引しましょう。
取引履歴の管理画面も使いやすい
申告などでも必要な取引履歴の管理画面も秀逸です。各通貨毎の抽出も可能ですごく楽。この取引履歴をCSVでダウンロードすれば確定申告も困らなそうです。
日本円(JPY)での入金はできない
日本円の入金はできません。基本的にはビットコイン(BTC)を送り取引します。
※イーサリアム(ETH)、モネロ(XMR)のペアもありますが、少ないです
非常に重い時がある
ポロニエックスのデメリットは動作が非常に重くなる時があります。アメリカ時間帯の「夜11時~」などは、重くてオーダーが通らない時も多々あります。
聞くと最近特に重いようです。おそらく新規ユーザー数が爆発的に増えて、サーバーが追いついていないんでしょうね。これは日本の取引所でもいずれ起きるんじゃないかと思います。
ポロでは、落ち着いて余裕を持って取引しましょう。特に相場が「急騰・暴落」している時はアクセスが集中しページ自体が開けなかったりします。この辺ははじめから頭に入れて臨みましょう。
PCのスペック的にきつい方はこちらの記事で少し改善できるかもしれません。
ポロニエックスについて、詳しくはこちらで書いています。
今日のまとめ
ということで、なんとなく流れがつかめたんじゃないでしょうか。
私はこんな感じでステップを踏んで進めていきました。なんでも一度にやろうとすると、大変です。少しづつ階段を上っていきましょう。
コインチェックは確かに手数料がかかります(価格に含まれているので表面上は見えない)。しかしそれは、日本人に扱いやすいサービスを受けている費用だと思いましょう。それがいやなら手数料の安い取引所を使えばいいわけですしね。
心配な方は絶対に大金ではなく、1万円くらいで遊んでみるといい経験になると思いますよ。なんでも「物は試し」といいますからね。
参入が少ない今がチャンスですよ~。