黒川温泉から豊後大野市の原尻の滝を経由して、待ち合わせを10分遅刻して到着しました。
遅刻したんかーい、って。
ほら前を走る大型のトラックとかタンクローリー的なのが多いですしね。スケジュールでは時間の10分前には到着する予定だったんですけどねぇ、仕方ない。
仕事は午前中で終わり、お昼を元祖チキン南蛮直ちゃんへ。
宮崎名物と言えばチキン南蛮ですが、実はタルタルソースがない元祖チキン南蛮もあるんです。それがこのお店「直ちゃん」。チキン南蛮発祥のお店のうちの一つなんです。
「タルタルがないチキン南蛮聞いたことがない」って方の為に、発祥の地宮崎県延岡市に飛びました。
いざ。
チキン南蛮発祥は延岡市!
チキン南蛮は宮崎県を代表する郷土料理のひとつとしてよくピックアップされますが、発祥は宮崎県延岡市なんです。
むかし延岡市に洋食料理店のロンドンというお店があり、そこのまかない料理の鶏の甘酢がけ的なものがもととなり、チキン南蛮になったんだとか。
そこから「直ちゃん」と「味のおぐら」のチキン南蛮が生まれることになったんですね。宮崎のチキン南蛮の双璧は、
- タルタルがないシンプルなチキン南蛮の「直ちゃん」
- タルタルをがっつりのせたチキン南蛮の「味のおぐら」
という感じでしょうか。
どちらもロンドンが起点になっていることは確かですが、どちらが先で元祖とかうんぬんはわかりません。宮崎県下に何店も展開している味のおぐらの方が、知っている方が多いかもしれませんね。
おぐらのチキン南蛮はこんな感じでタルタルたっぷり。
今回はタルタルがっつりの「おぐら」ではなく、タルタルなしの「直ちゃん」に突撃です。
タルなし元祖「直ちゃん」※移転
一番上の店舗画像が直ちゃんなんですが、移転しています。よく行く人じゃないと気付かないんじゃないかと思うんですが、2014年の4月くらいに移転されたようです。
しかし、元々の場所から北に50mくらいのところなので、以前のお店しか知らない方でも、なんなく見つけることが出来ると思います。
むしろ、たまにしか行かない私は、「ん?こっちだったか?」くらいでした。
しかし、店内は以前と違い、かなり広々。テーブル席に小上がりにとあるので、以前ほど待たなくても入れると思います。実際今回は5分くらいで席に座れちゃいました。
直ちゃんのチキン南蛮
お品書き
- チキン南蛮定食
- 日向鶏タタキ風定食
- 鶏モモ焼定食
発祥の地へ飛んでみた、とか言っときながら今回で確か3回目位な気がしますw
がしかし、やっぱりチキン南蛮が食べたい。日向鶏のタタキ風定食もモーレツにきになりますが、やっぱりチキン南蛮を。今度早いサイクルで来たら、別のにしようと。
噂のタルタルなしチキン南蛮
これが巷で噂のタルタルなし、元祖チキン南蛮です。チキン南蛮にタルタルソースが浸透しすぎたせいで、タルタルないと物足りないんじゃない?とか思われる方が多いみたいです。
ですがでーすーがー、これがおいしいんですよ。甘すぎないサッパリの甘酢が衣に絡んでごはんがじゃんじゃんすすみます。
「しっかり甘酢からんでんな~」と思わせるのは衣に秘密がある、と勝手に決めています。
これね。
衣にしっかり甘酢が絡んでいる
この衣の上の部分がモジョモジョ~ってなってんですよ。秘伝の技法でモジョらせて、甘酢をくぐらせることにより、しっかり絡む。コレ奥義。
チキン南蛮というとタルタルがっつりに、甘酢でこってりというイメージだと思いますが、直ちゃんのはさっぱり食べれます。ボリュームも個人的には腹8分でさっぱりって感じです。
今日のまとめ
ということでチキン南蛮に元々タルタルがないってホント? に関しては。半分正解、半分はずれでした。諸説ありw
宮崎発祥チキン南蛮の店に行ったんだぜ、って土産話に花を咲かせたい方で延岡市に行く方は迷わず行くべし。
遠方からお越しの方は、宮崎市からけっこう距離もあるので事前にチェックを。
俺はがっつり食いたいんじゃーって方は、南蛮2枚でもいけちゃうよ~。