健康オタクなのではないかと、うすうす感じだした今日この頃です。今後は健康ネタシリーズも少しずつ記事にしていこうかと思っています。
今回は玄米について。
あなたの家で食べている玄米「それ死んでいませんか?」。死んでいる玄米は、メリットどころか、体に悪影響を及ぼします。
今回は玄米のメリットと、生きた玄米を選ぶポイントをご紹介します。さらに、無農薬の生きた玄米を食べるべき理由も説明します。
この記事を読めば、正しい玄米を選ぶことができるようになるでしょう。
※玄米は様々な説がありますので、参考程度にどうぞ
玄米はもみ殻をとっただけの栄養豊富なお米
玄米とはもみ殻だけをとっただけの精米していないお米のことです。
一般的に食べられている白米は、もみ殻をはずし外側のぬかの部分を精米しています。
白米はやわらかくて食べやすくおいしいです。そのかわり栄養素が豊富な糠(ぬか)、胚芽は残っていませんので、栄養価は玄米には劣ります。
栄養価は白米の約4倍
それに比べ玄米は精米されていないので、一番栄養素が豊富なぬかや胚芽もそのままついています。白米に比べて体にいいと言われるのはそのためです。
玄米は栄養価が高く「ビタミン・ミネラル・食物繊維」が豊富で、白米に比べ主要栄養素は約4倍含まれています。
以下のページが詳しく書かれていました。
玄米を選ぶポイント
「体にいいならスーパーに行って玄米を買おう」と思ったあなた。ちょっと待って。玄米を選ぶ場合は必ず2つのポイントをおさえましょう。
- 無農薬玄米を選ぶ
- 生きた玄米を選ぶ
ここ、重要です。
無農薬玄米はそのままですのでわかりますね。ですが、生きた玄米は少し「???」ではないかと思います。
生きた玄米をどうやって判別するか。それは発芽するかどうかで判別するんです。生きた玄米とは発芽する玄米のことなんです。(芽がニョキニョキ出てきます)
それでは、なぜ無農薬玄米と発芽する玄米を選ぶのか、以下で説明していきましょう。
無農薬玄米を選ぶ理由は「農薬が残留しやすい」から
無農薬玄米を選ぶ理由はただひとつ。「農薬はぬかに残留しやすい」からです。
玄米は精米せず「ぬか」ごと食べます。なので、農薬が残っていた場合は、かなりの確率でそれを体内に吸収することになるわけですね。
これを防ぐためには、無農薬栽培された玄米を買うしかないんです。これが無農薬玄米を選ぶ理由です!
白米はさほど農薬を気にする必要はない
「それじゃ白米も気をつけた方がいいの?」と思った方もいると思いますが、大丈夫です。
白米は精米することにより8割強の残留農薬はなくなります。さらに米を研いで炊飯すると、農薬は水で流され、95パーセントの残留農薬はなくなります。
なので、白米は気にしなくて大丈夫です。
生きた玄米を選ぶ(発芽する玄米)理由
生きた玄米を選ぶ理由は「栄養価が高く、種子毒であるアブシジン酸を不活化、無毒化できる」からです(アブシジン酸については次の記事あたりで説明します)。
アブシジン酸は種子全般が持つ、毒素の事です。なんでもそうですが「種を食べちゃいけません」ってのは毒素が含まれている事が多いからなんです。
さらに生きた玄米は、浸水させることで芽が出てきます。芽がでるとギャバなどの栄養素も増え、殻もやわらかくなり旨味が増します。
これが生きた玄米を選ぶ理由です。
発芽しない玄米は死んでいます
一方、発芽しない玄米は死んでいる玄米の可能性が高くなり、アブシジン酸を不活化できないことにつながります。
不活化、無毒化されていない玄米は体によくありません。厳格なマクロビオティックを実践されている方で、生気が感じられない人に会ったことはありませんか?
毒素が徐々に体を蝕んでいくわけです。これが死んだ玄米を食べてはいけない理由です。
※諸説ありますので、参考程度に
なぜ死んだ玄米が流通するのか?
なぜ死んでしまうのか。
それは機械での高温乾燥、もみ殻を外す際の摩擦で胚芽がとれるなど、様々な原因があるようです。
玄米ではなく胚芽米についてですが、以下ページが詳しく説明されていて参考になります。
ちなみに生きた玄米のまま流通させるためには、コストと手間がかかります。摩擦の少ない機械などでキズをつけないようにもみ殻をはずし、機械乾燥ではなく天日干しする必要があります。
コストを安く流通させようとした結果、玄米は死ぬのです。
今日のまとめ
いかがでしたか?
死んだ玄米は体にいいどころか、害にさえなります。生きた玄米を選ぶべき理由がわかっていただけたんじゃないでしょうか。
皆さんも生きた、栄養豊富な玄米を見つけてください。
次の記事でアブシジン酸についてや、おすすめの生きた玄米情報なども紹介していきます!