BRITA(ブリタ)を愛用している方も多いんじゃないでしょうか、そんな私も愛用者のひとりでございます。どーもブリ太です(2回目)
前回こちらの記事にブリタの種類やカートリッジなどについてまとめた記事を書きました。
その中で「日本仕様カートリッジに含まれる銀」について、ちらっと書いているんですがその時ははっきりした事がわかっていませんでした。(ブリタの日本仕様カートリッジには銀が添加されているっていう話しのことね)
今回は曖昧なまま使うのもなんだか気持ち悪くなってきたので、今後のため「ブリタのカスタマーサポート」にメールで質問してみました。
ブリタにメールで質問
“フィルターについて質問させてください。”
かなり長い期間愛用させてもらっています。
現在マクストラカートリッジで利用しているのですが、Made in Germany の並行輸入品を購入することが多いです。
日本仕様のカートリッジじゃない場合は保証やすべてのサポートが受けれないのは承知しています。ただ日本仕様のカートリッジには抗菌剤である銀(銀イオン)が添加されていて、それがあまりよくないなどの話を聞いたりウェブ上でも見たため、並行品を購入することが多いです。
そこで質問なのですが、海外版と日本版の製品は大きくどこが違うのでしょうか?
考え方によっては日本の方が水道水事情はよい為、海外仕様のカートリッジを使っても問題ないように感じます。
もし上記質問への回答が難しい場合は、日本仕様のカートリッジに銀が添加されているのか、本国ドイツやイギリスなどのカートリッジには銀が添加されているのかを教えていただけないでしょうか?
宜しくお願いします。
という内容でメールを送りました。
なんすかね~、こうやって見るとメールで問い合わせてる私、ちょっとウザいですねw
ただの質問疑問なんです。ごめんなさいごめんなさい。
ブリタからの返信
○○様
<ブリタ>製品をご愛用頂きまして誠にありがとうございます。
ブリタジャパンで販売しております製品(カートリッジ)は、日本の水道水をご利用いただくことを前提とした製品でございます。
自治体で供給されている水道水をご使用の上ブリタポット型浄水器でろ過したお水は、日本人にあった硬度40前後になるよう作られた製品でございます。また、衛生上の理由から、日本製のマクストラカートリッジの中はシルバーで特殊加工されております。
このため、ごく微量のシルバーが水に溶け出ることがあります。
シルバーが水に溶け出る量は、世界保健機構(WHO)が定めた飲料水質のガイドラインに適合しています。ブリタでは、各国の水質に合わせて、フィルターカートリッジの中身の配合を変えて最適なろ過をするよう作られております。その為、交換時期の仕様等も異なります。
なお、ご要望に添えず大変申し訳ございませんが、ブリタジャパンでは海外仕様製品につきましてのご案内ができかねます。
お問い合わせいただきましたにも関わらず、お役に立てず申し訳ございません。
何卒ご了承くださいますようお願いいたします。
との丁寧な回答が送られてきました。
レスポンスもかなり早く、1日くらいで返信がきたように思います。「1週間くらいは返信にかかるかな~、そもそも返信してくれるかな~」と思ってたので意外でした。
ヘタしたら適当にはぐらかしたり、そもそも返信さえしてくれない企業も多い中、きちんとまじめに答えてくれてうれしいです。
一生ブリタ使います。ありがとうありがとうメールの人。
結果まとめ
簡単に返信内容をまとめます。
日本人向けカスタマイズ
日本人にあった硬度に調整されているわけですね、なるほど。日本人は軟水があってますもんね。お茶も硬水より軟水の方がおいしく淹れることができるのよ。
ドイツも硬水の多い地域みたいだから、並行輸入品だと硬水にあわせた仕様になってるのかもね。世界のだいたいの水の硬度が気になる方はこのサイトが目安になりますよ。
まぁヨーロッパは硬水の地域が多いみたいだし、コントレックスなんかウルトラスーパーメガトン級の硬水だからね。
銀コーティング
「一番聞きたかった銀の添加」に関してもきちんとお答えいただいております。
日本製のマクストラカートリッジの中はシルバーで特殊加工されております。
がってん承知の助。
銀が水へ溶け出る量はWHOガイドラインに適合しているとのこと。世界の水質基準でも銀の含有量に関しては規制されていない国が多いです。イコール微量であればたいして害はないということなんでしょうね。
たしかに日本でもWHOでも銀に関しては数値基準がないです。唯一アメリカが微量の飲用水基準があるようですが、それもあくまで推奨値とのことで守らないといけないわけではなさそうです。
だれやね~ん銀めっちゃ悪いって言ってましたやーん(そこまで言ってないかも)。まぁ銀を摂取するのは「いいか・悪いか」で言ったら悪いんでしょうけどね。影響が少ないってだけで。
そもそも日本で使われている浄水器(蛇口タイプもビルトインタイプも)のカートリッジにはおそらくほとんどの製品で銀が添加されているんじゃないかと思います。だれもそんなん調べないからね。
各国の水質基準は厚労省の水質管理専門委員会の参考資料でまとめられていました。
厚生労働省 – 厚生科学審議会生活環境水道部会水質管理専門委員会 – 水質基準の国際比較
並行輸入品カートリッジとの違い
これに関しては「海外仕様製品につきましてのご案内ができかねます」ということでした。
まぁその通りです。私が問い合わせしたのは「ブリタジャパン株式会社」なわけですからね。至極ごもっとも。
こんなことでも「てめーんとこのぉしょぉひんだっろーがあーぁぁ、あぁあぁん?」なんて言うモンスター消費者がいるかと思うと末恐ろしいです。(モンスター消費者は客に非ず)
そもそも比較している並行輸入品の、海外仕様カートリッジに銀が添加されていないとはかぎりませんからね。私が勝手に「日本仕様は銀が入っていて、並行輸入品は入っていない」というどこぞの記事を鵜呑みにしている気がしますしね。
いずれじゃーまにー本社にぐーてんたーく言ってみます。
今日のまとめ
きちんと疑問に答えてくれたのでブリタさんの好感度もぐんぐんあがりましたです。
カートリッジの並行輸入品か日本仕様かどちらを使うかは、ドイツに聞いてからでも考えようと思います(まだストックあるし)。昔は並行輸入品の方が安かったけど、最近はさほどかわんないしね。
ということでブリタの銀コーティングに関して心配している方は、そんなに気にする必要はないと思いますよ~。
ということで「ブリタ銀コーティングの謎」の巻きでした~、びすもるげーん。
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