よく密封されたお菓子などの中に、「エージレス」とかかれた小さな袋があります。しかし、「エージレスアイ」とも書かれていますね。
前回ドーナツを食べていて、ふと気になりました。
「商品名どっちなの? この二つの違いはなんなの?」ってお悩みの方も、この記事を読めば解決です。
さらに犬や猫、こどもが間違って食べたり、誤飲した場合の対処方法もあわせてチェックです。
さー、いってみましょう。
エージレスとは?
三菱ガス化学(株)の脱酸素剤商品シリーズの名称です。
脱酸素剤エージレスが密閉容器内の酸素を吸収して、脱酸素状態(酸素濃度0.1%以下)とし、食品などが酸素から受ける影響をとり除きます。
食品分野で長期間の「おいしさ」と「鮮度」の保持を可能にしました。
引用 三菱ガス化学 – エージレス
1977年のリリースから、現在の食品にまで応用されるようになった様です。
参考 脱酸素剤 – ウィキペディア
脱酸素剤と酸素検知剤の違いでした
実はこの「エージレス」と「エージレスアイ」の違いは明確にあります。
袋部分が脱酸素剤の「エージレス」。横向きにあるピンク色のテープ状の部分が酸素検知剤の「エージレスアイ」です。
今までなんか混同してしまっていました。それぞれ別の役割があったんですねぇ。
酸素を検知すると色が変わる
実際に袋からだすと、きれいなピンク色が紫っぽい青色になります。
今まで脱酸素剤エージレスを観察したことはなかったですが、検知剤のエージレスアイとは別物だったんですね。
MGCエージレスアイが商品名かな。製造は三菱ガス化学(株)ですので、ミツビシ・ガス・ケミカルかね。
他にも色々商品を出しているので、気になる方は上の三菱ガス化学のリンクからご覧ください。
誤飲、食べた時の対処法方
※一般的な対処方法を製造元HPより抜粋しているだけです。責任はもてませんので、緊急時はきちんと病院につれていくなり判断をお願いします。
こどもや、犬、猫などのペットが間違って食べう場合もあるかもしれません。飲んだり食べたりしてしまった場合どうすればよいのか、三菱ガス化学のHPに掲載されていました。
以下抜粋し、分けて説明します。
Q9.エージレスは間違って口に入っても大丈夫ですか
エージレスの中身の粉末を誤って食べたり、食物と一緒に煮込んで食べた場合、特に異常が無ければ特別な処置は必要ありません。
引用 三菱ガス化学 – エージレスQ&A
エージレスと、エージレスアイの主成分は「鉄粉、ビタミンC、無機塩類、色素」です。公的機関による急性毒性試験で安全性が確認されているので、毒性は低いようですね。
もちろん異常がある場合や、小袋を丸ごと飲み込んだ場合は、言わずもがな病院へ行きましょう。
目に入った場合
こすると目を傷つける可能性があるため、こすらず大量の水で洗い流して下さい。
袋が破れて皮膚についた
しっかり石けんなどで洗い流せば大丈夫です。
粉末が口に入った
しっかりすすいで、洗い流せば大丈夫です。
料理と一緒に煮込んでしまった
鉄粉で風味が損なわれている可能性があります。破れてしまっている場合は、鉄粉がついてしまうので食べるのはやめましょう。
入れてすぐであればまだ大丈夫かもしれませんね。ですが、念のため食べないに越したことはないですね。もったいないですが諦めましょう。
今日のまとめ
ということで意外に知らないエージレスシリーズでした。
情報の出所は、三菱ガス化学さんです。もし誤飲などの場合は、落ち着いて対処して下さい。
誤飲と言えば洗剤もよくありますね。ビーズ系のやつとか間違えそうですもんね。
誤飲で水があたまに浮かびました。おいしいお水飲んでますか? ブリタはおいしいしコスパいいのでおすすめです。