今回は楯野川 雄町 純米大吟醸。全量純米大吟醸で造られた、楯の川酒造(山形県酒田市)の日本酒でございます。なんと天保3年創業。
楯野川 雄町 純米大吟醸
楯野川
日本酒「楯野川」は、より良い酒質を目指すために、香気成分を多く残すような製造方法を導入しております。香気成分と共に発酵由来の炭酸ガスがお酒の中に残存し、温度変化や振動によって瓶の内圧が上昇することで、中栓が飛ぶ場合がございます。
今回は限定醸造の雄町なり。
楯野川の由来
引用 日本酒「楯野川」 | 楯の川酒造株式会社のご紹介 | 全量純米大吟醸プレミアム日本酒
楯の川酒造は天保三年、1832年創業とのことで、老舗でございます。ホームページによると、楯野川の由来は、
180余年の歴史
天保3年(1832年)に、上杉藩の家臣が庄内を訪れた際に、水の良さを驚き初代平四郎に酒造りを始めることを薦め、平四郎は酒母製造業を興した。
そして、安政元年(1854年)に酒造業を開始。翌年、安政2年(1855年)荘内藩藩主酒井公が当家に訪れた際酒を献上したところ、大いに喜ばれ酒銘を「楯野川」とするよう命名した。
とのことで、もう上杉藩とか出てくるあたり歴史を感じさせすぎますね(笑)
百光(サケハンドレッド)の醸造元
最近は私のツイッターに、よく百光という日本酒の広告が流れてきます。有機栽培米で精米歩合18%のプレミアム日本酒なんですが、なかなかいいお値段で定価27,500円します。プレ値じゃなくてです。
これは一度飲んでみたいなぁ、と思ってたら醸造元は楯の川酒造でした。醸造パートナーらしく、別の会社が企画して造り上げたプレミアム日本酒みたいです。
リンク SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)|そのすべてが満ちていく。
辛口よりだけど飲みやすい
お味は微発泡(ガス感って言うの? 初心者なものでよくわからん)、だけど穏やかで落ち着いた香りと雄町のお米の旨みがギュっとなっている感じでおいしい。日本酒度は+4みたいでほどよい辛口なのかな。
個人的には日本酒度0前後が好きで+5とかになると、ちょい辛感があるイメージです。だけどこの雄町、飲んでみるとそこまで辛口感は感じず、とても飲みやすかったです。スイスイ飲めてしまいました。
温度が上がるとまた香り立つ感じでよかったなぁ。さすが老舗。
※後日ひやおろしも飲みました↓
今日のまとめ
楯の川酒造は歴史ある酒蔵なのに、精米歩合1%のお酒を造っているみたいでとてもチャレンジングです(今回知ったんですけどねw)。
しかし1%か…、酒米の99%を削り取るとは正気の沙汰ではありませんね(褒めてます)。これは是非飲んでみたい!
精米歩合1%のお酒「光明」は11万円です。1%しか使わないことを考えると11万円が定価でも驚きませんね。
光明の出羽燦々は11万円。
光明の山田錦は22万円でございます。ひぇぇぇ(けど飲んでみたい)。
いや、ちょっと待って。精米歩合7%の七星旗(しちせいき)ってのがある。15,000円くらいだからこれならイケる。まずはコレだ(笑)
この無我も飲んでみたい。生酒でフレッシュフルーティー感が。
そういえば以前山形の方からいただいた初孫も山形県酒田市だったな…。
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