仮想通貨(暗号通貨)をさわりだすと、「ビットコインがどの国で人気なのか、どの取引所でよく売買されているのか」など気になってきませんか?
そんな時は「Coinhills」がおすすめです。
法定通貨別のビットコイン取引ボリュームや、各取引所ごとの主要アルトコイン含む取引ボリュームを見ることができます。
リサーチやトレードなどの参考にどうぞ。
画像引用 Bitcoin, Cryptocurrency Markets Price Live – Coinhills
国別ビットコイン取引ボリュームの見方
メニューの「Market」→「Most traded National Currencies」から、ビットコインの国別取引ボリュームを見ることができます。
残念ながら今のところビットコインのみで、アルトコインは見れません。
Most traded National Currencies for Bitcoin.
ビットコインが24時間で、どの法定通貨(フィアット)で取引されたかの棒グラフです。通貨ごとなので、純粋にその国でトレードされた事にはなりませんが、お金の流れなどはわかるんじゃないかと思います。
上記グラフを見ると「JPY=日本円」が307,133BTCで49.29%、「USD=米ドル」が272,858BTCで43.79%となっています。
取引の大半は日本円か米ドルってことです。米ドルに関しては、米ドル入金がデフォルトになっている海外取引所も多いので、アメリカ以外の地域も多そうですが。
日本円・米ドル以外の取引量はまだまだ少ない
紫のグラフがその他フィアットの合計で、下に割合があります。合計で43,060BTCと日本円・米ドルに遠く及びません。まぁこれを下火と見るか、伸びしろあると見るか、とらえかた次第ですね。
日本円・米ドルに続き、現在はユーロ、韓国ウォン、イギリスポンド、トルコリラの順で続いています。割合はまだまだ小さいですね。
少しずつフィアット対応の現地取引所ができてきてんのかなぁ、と思って以下記事17年7月のボリュームと比べてみましたが、ウォンもポンドも24,000BTC前後。減ってますね笑。まぁこの冷え込みですから仕方ない。
2017年7月の時点では、ギリ中国元(CNY)が入ってましたが消えました。VPNでドルでの取引にでもしてんでしょうかね。
ちなみにベネズエラのボリバル(VEB)は見当たりませんでした。この前どこかのサイトで「政情不安からベネズエラでのBTC取引量が急増して2,000BTCの取引が~」なんてのを見かけたんですけどね。あ、もはやベネズエラ国内でもボリバルベースではないとかかもね。
ってことで、このサイトの信ぴょう性に関しては謎です。データをどこから引っ張ってきてるかまで調べてませんのであしからず。
各取引所ごとの取引ボリューム
各取引所ごとの取引ボリュームは、メニューの「Market」→「Exchanges」。
各通貨名のタブをクリックすると、その通貨がどの取引所で一番取引されているかがランキングで見れます。
BTCに関しては日本のbitFlyerが280,016BTCで一位です。BitMEXより多いのね。ちなみにコレ、現物とFX合算です。
以下記事で紹介した、「ビットコイン日本語情報サイト」で見ると現物とFXの合算なのがわかります。
上の赤枠が現物で「2,860BTC」、下の赤枠がビットコインFX「277,536BTC」です。ビットフライヤー先物が入っているかは知りませんが、だいたい合算ってことですね。
主要アルトコインの取引ボリュームも見れます
ビットコイン以外にも、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などの主要通貨も見ることができます。画像が見にくいので以下一覧。
- BTC
- BCH ※BCHABC
- ETH
- ETC
- LTC
- DASH
- EOS
- IOTA
- XRP
- QTUM
- XMR
上記画像はXRPの取引ボリューム。ZB.comが一位です。以前は韓国Bithumbが上位だった記憶ですが、時間が経つと変わりますね。ZB.comって中国だったか香港だったか忘れちゃった。
まぁこの流れを見ることで、どの辺の国で人気があるのかなども想像したりできますね。
※BCHをクリックするとBABで表示されます。BCH(ABC)とBCH(BSV)にハードフォークしてしまったからでしょうね。ってことでBCHABC(=BAB)ってことだと思います。
今日のまとめ
ってことでフィアット別ボリューム、取引所別ボリュームの見方でした。他にもいろいろ見れると思うので適当に触ってみてください。
動向チェックやトレードの参考にでも。