仮想通貨は厳冬真っただ中です。そんな時は適正価格を見て現実逃避しましょう(現在価格は割安になってるから、「いずれ上がるかも」と逃げるのです)。
ということで、トランザクション(取引)をもとに各仮想通貨の適正価格を算出している「Coin Fair Value」をご紹介。
割安か割高か、価格予想なぞいかがでしょうか。
画像引用 CoinFairValue
トランザクションを元に適正価格を割り出し
このCoinFairValue(コインフェアバリュー)は価格や時価総額はもちろん、24時間あたりのトランザクション数も見れます。
割安か割高かの基準として、トランザクションなどをもとに適正価格を割り出しているわけです。※計算式あるっぽいですが、詳しくはよくわからんっ
赤枠の「Fair Value」が適正価格、その横の「Price」が実際の価格です。拡大してみてみましょう。
ビットコインの現在価格は$3,429(377,190円)です。それに対し適正価格は$8,562(941,820円)です。※110円計算
その差50万円オーバー。このサイトで考えると現在のビットコイン価格は割安と考えることができます。
リップルも46円、イーサリアムも29,700円。ふーむ、そうなってほしいものだ。
「Fair Value」とは
それぞれの項目をポイントすると説明が出てきます。気になる人はそれぞれチェックしてみてください。
「Fair Value」の説明は以下。
Fair value is the result of a new, yet simple rational economic model for currencies, similar to what discouted cash flows is for stocks.
現在の使用状況に応じたコインの本質的または理論的価値。
公正価値は、割引キャッシュフローが株式の場合と同様に、通貨に対する新しい単純で合理的な経済モデルの結果です。
ってことらしいです。ふむ、まぁそういうことです。
※「Fair Market Cap」は「Fair Valu」をもとに算出した時価総額
トランザクションが多い通貨ほど使われている(可能性が高い)
コインフェアバリューでは価格やトランザクション数で並べ替えができます。
トランザクションが多い通貨ほど使われている可能性が高いってことになりますね。ってことで赤枠部分の「Txn.(24h)」をクリックすると並び変わります。
っと、Kucoinが4で、Madesafeが6か・・。まぁ今はね、ホラ・・壊滅的だしさ。
ってことでトランザクションが多い通貨を調べて、価格予想につなげるのもありですね。ただし、実際のトランザクションではなく、偽装の場合もあるかもしれないので、あくまで参考だね。
割安な仮想通貨を見つける方法
実際の価格より適正価格が下に離れている仮想通貨が割安ということになります。それを一発で並び替えることができるのが「P/FV」です。
上記の式で求めた「P/FV」の数値が1より小さいほど割安ってことです。
それでは並べ替えてみましょう。
※「P/FV」は緑じゃなくて黄色。間違えたorz
- RChain 0.07
- Bancor 0.08
- NEM 0.11
RChainやBancorが割安ですが、Market Cap(時価総額)が20~40億円と小さいです。(大きいのに比べると小さいのは不安定。最悪0、逆に爆上げもありますが)
その点赤枠で囲ったNEMは時価総額も$492,921,000(542億円)で比較的大きいですし、日本では比較的メジャーです。
ってことで「NEMが現在割安なので買ってみるか」なんて価格予想してみたりもできるわけです。
詳細グラフも見れます
各通貨の詳細情報も見れます。まぁ私は雰囲気でたまに見るくらいなのでよくわかりませんねっ。
各項目をクリックすると説明がありますので、興味がある方は見てみましょう。
グラフで見る割安・割高
グラフで「Fair Valu(適正価格)」との比較もできます。上記画像の赤線を引いた部分が割高から割安になった分岐点ですね。NEMで言うと2018年の5月後ろあたりに転換点が来ておるようです。
そのあとはずっと割安。まぁね・・、死んでるからさ・・、ほら僕息してない・・。
今日のまとめ
てことで、仮想通貨の価格予想の参考になるサイト「Coin Fair Value」でした。
もちろん参考になるかどうかわかりませんが、トランザクションをもとに算出しているので、多少なにかの役に立つんじゃないでしょうか。
「ふ~む、割高になってるなぁ」なんて悩める日がくるといいですね~。